Our vision
資源に乏しい日本。モノづくりを行う、その最初の段階である「原料入手」がままならない中で、私たちの先人は、モノづくりのスピリッツを磨き上げてきました。
資源を大切に使うこと。そして設計製造過程においては、<自分の魂を打ち込んだ品物を作り出し、正しい商品価値を具現させること>。
これからも変わらない、日本のモノづくりスピリッツを次の世代へ継承していくことは、私たちの使命なのです。
当社の経営理念は、三つの言葉です。信用と、信頼と、和。 企業は社会と共に生きる生命体です。
お客様、取引先、そして、ここに働く従業員とその家族。
それぞれの喜びを具現化する装置として、私たちの会社は存在します。 モノづくりの行為を通して、これらのことが実現できたら、 これほどうれしいことはありません。
Business summary
わたしたちの仕事は一言で言えば各種機械部品を製造する部品メーカーです。
取引先である一流メーカーからの信任・委託を全面的に受けて機械部品を供給する、一次サプライヤーというポジションに、大きな誇りを持っています。
製造する分野は、各種農業機械用部品、鉄道部品、各種専門機械部品等。徹底した品質管理体制により、高性能・高品質な製品を生み出すことに力を注いでいます。
工作課 奥田敦浩
未経験で淵本工業に入社して現在2年目。ベテランの先輩から見たらまだまだ半人前ですが、今では指示書を見て1人で作業をスタートすることができるようになりました。当社では多品種少量生産で農業機械などの部品を作るため、納期は短ければ半日、長くても2週間くらい。日々新しいモノ作りをしている感じなので、作業を単調に感じることもないし、いろんな経験が積めるので技術が身につくのも早い。これまでに扱った素材や使用した刃物の知識などをもとに、今、目の前にある部品作りに取り掛かる。そんな感じです。わからないことは部署内の誰に聞いてもOK。今私が所属しているグループは派遣社員含め10人ですが、その中に20代から40、50代までの方が幅広く在籍しています。平均の年齢層は大体30代くらいでしょうか。皆さん、優しく教えてくれるので助かっています。
また淵本ではお客様のオーダー通りの仕様になっているか、製造中に何度も検査を行います。基本的に測定具を使って検査を行いますが、最近は出来上がった製品を見て使用している刃物が磨耗していたり刃物が正しく設置できていないことに、気付けたりするようになりました。加工中の音の違いに気付いて調整をするといったこともあります。入社当初はどれも同じに見えたし同じに聞いていた音。自分が成長したことで、そこから理解できることが増えた。自分でも実感できる成長は、嬉しいですよね。
工作課 田頭雅久
未経験で入社、旋盤やマシニングを扱って素材から製品を製造しています。1年目は覚えることも多く必死でした。先輩から丁寧に教わっても腑に落ちない、その場では理解できないことも。例えば「感覚」という言葉。素材を削る際、機械の特定の場所に置き、ボルトやTレンチを使用して固定するのですが、その取り付け角度や締め加減を教わる時に言われた言葉です。ほんの少しの誤差で不良品が生まれる。だから非常に大事な「感覚」。ただこの感覚は言葉で説明しづらく、実際に数をこなさないとわからない。自分自身で締め加減の感覚を掴んでから、やっと先輩が言っていた「感覚」がわかるようになりました。
そして仕事にがむしゃらだった1年目に比べると、今は少しだけ周りを見る余裕ができました。当時は気にならなかった効率の良い機械の回し方も、最近は気をつけています。仕事をしていると、一人で2、3台の機械を回して製造することがあります。その時、使用する機械が同じでも機械を回す人が誰なのかによって、仕上がる品数に幅が出るんです。製品を機械に取り付ける時間も、前の機械が稼働している間に次の機械の準備に入る、その時間も人それぞれ。リズムを作るって言ったりするんですが、いかに無駄なく効率的に機械を回せるか。今の課題ですね。思った通りに上手くいくと嬉しい。その積み重ねを大事にしたいと思っています。
工作課 難波佳希
機械課出身で旋盤が好きだったので、就活ではモノづくり企業を数社見学。旋盤やマシニングをメインにしている企業だと感じたので淵本を選びました。
自分が考える仕事の面白さとは、例えばここをこうすれば上手く加工できるのでは?と工程を考えること。でもプログラムの意味や加工方法をそれなりに理解していないと工程を考えることも難しいので、日々勉強は欠かせません。知識を付けたり経験を積んだり学びは簡単ではないけれど、狙った通りの加工ができた時の達成感は何物にも代えられない。だからもっといろんな方法を思いつけるように、経験を積みたいし勉強も続けたいと思います。そんな日々の感情が仕事の原動力になっているように思います。
そして淵本にはモノづくり企業では少し珍しい、加工担当による検査体制というものがあります。出荷前の品質検査は当然として、製造工程中にも加工担当が先輩と共に1日複数回検査を行っています。この検査は不良品発生の抑制や品質維持が目的だと思うのですが、自分はまだまだ勉強中なので、このタイミングに自分が扱った製品の出来はもちろん、加工のメカニズムやその場所に加工が入れられた意味などを再度確認するようにしています。最後まで自分の仕事に責任を持つ。そんな仕事の向き合い方が出来るところも気に入っています。
主な仕事内容 | 主に各種最新鋭の生産設備を操作し、機械加工を行います。 |
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募集職種 | ■製造スタッフ(総合) |
初任給(実績) | 大卒 月給193,000円 短大・専門学校卒 月給186,000円 |
昇給・賞与 | 昇給:年1回 賞与:年2回 ※業績により決算賞与あり |
勤務地 | ・本社工場(岡山県赤磐市) ・岡山工場(岡山市北区今保) |
勤務時間 | 8:00~17:00(基本) ※交代勤務あり(相談可) |
休日・休暇 | 土・日・祝日(4週8休)会社カレンダーによる、 |
福利厚生 | 各種社会保険完備 任意労災補償、病気保障 退職金制度(勤続3年以上) 資格取得支援制度・改善表彰制度 社員旅行・家族旅行 |
求める人材 | 学生時代に旋盤など機械操作の経験があれば役に立ちますが、未経験者も歓迎です。大事なのはなによりも「ものづくりが好き」という気持ち。探究心をもって前向きに仕事に取り組む方を求めます。 また、工場は黙々と働くイメージがありますが、やはりコミュニケーション能力も必要です。 全ての資質を兼ね備えていなくても、どれかひとつ自信があれば、あとは入社後に伸ばしていけますから心配しなくて大丈夫です! |
代表取締役 | 淵本 敏彦 |
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設立 | 昭和38年11月29日 |
資本金 | 2,000万円 |
所在地 | 本社 岡山県赤磐市坂辺1566 |
TEL.086-957-3355 | |
事業内容 | 一般産業機械、農業機械の設計・製造及び組立 |
【工場所在地】 |
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■本社工場 岡山県赤磐市坂辺1566 ・TEL.086-957-3355 |
■岡山工場 岡山市北区今保48-4(協同組合)岡山鉄工センター内 ・TEL.086-241-5126 |
■牟佐工場 岡山市北区牟佐765 |
■上海工場 上海市青浦工業園区天一路388 http://www.e-fic.com.cn/ |